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ローラ・マーティン:リアル・オプションとケーブルテレビ産業

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CSFBの株式リサーチアナリストであるローラ・マーティンは、革新的な評価手法を導入して価値評価を行ったコックス・コミュニケーションズのレポートを発表した。彼女はケーブルテレビ産業で一般的に用いられるEBITDA倍率を用いた分析には欠点があると主張した。なぜなら、ケーブル会社の光ファイバーネットワーク上で使われていない容量を意味する「ステルス層」の価値を見落としているからである。マーティンはステルス層への帰属価値を評価するためにリアル・オプションを使うことを提案した。これにより、彼女はコックス株のより高い評価に至ることになった。これは、従来のDCF分析、回帰モデルをベースにしたROIC、マルチプル法、そしてリアル・オプション理論などの様々な評価手法を比較する状況を提供し、選択した前提が様々な評価手法に、どのように影響を与えるかを見極めていた。特にマーティンがこの業界がどのように進化しているのかを再検討する中で、受講生はこれらの変化がどう影響し、どの評価手法が最も適切であるかを考えることができる。より一般的には、このケースは株式リサーチアナリストの役割を議論するための文脈を提供しており、彼らがサービスを提供する対象の全ての構成要素と、それがどのような利益相反を生み出すかを浮き彫りにする。マーティンのリアル・オプション理論の応用は、それがどこで機能し、あるいはどこで機能しないのか、そしてそれがなぜなのかを評価する機会を提供するものである。 CSFB equity research analyst Laura Martin publishes a report on valuing Cox Communications that introduces an innovative approach to valuation. She contends that EBITDA multiple analysis, typical for the cable industry, is flawed because it overlooks the value of the "stealth tier" (unused capacity on cable companies' fiber optic network). Martin proposes using real options valuation to impute value to the stealth tier, and she thereby arrives at a higher valuation for Cox stock. This provides the context for contrasting several valuation methodologies--traditional DCF analysis, regression-based ROIC and multiple analysis, and real option theory--and assessing how selected assumptions impact the various valuation techniques. In particular, Martin reviews ways in which the industry is evolving and students can think about how these changes impact which valuation method is most appropriate. More generally, this case provides a context for discussing the role of equity research analysts, highlighting all the constituencies they serve and how this can create conflicts of interest. Martin's application of real options theory provides an opportunity to evaluate where it works, where it doesn't, and why.

【書誌情報】

ページ数:16ページ

サイズ:A4

商品番号:HBSP-218J03

発行日:2000/8/23

登録日:2018/12/27

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