イノセンティブ・ドットコム(A)
イノセンティブ・ドットコムは、大規模な組織の研究開発ラボと多様な外部ソルバーを、イノベーション・コンテストを通じて結びつけている企業であった。同社は自社のコミュニティ上でコラボレーションを可能にすることの是非について、決断を求められていた。本ケースでは、分散型イノベーション・システムの仕組みがどう機能するかの基礎と、研究開発を外部に保持することの利点を取り上げる。オープンソースの概念をソフトウェアの分野以外の環境にどのように適用するのかにも関連付けている。イノベーション・コンテストにソルバーが参加するそもそもの理由と企業側が得るメリットについて記述している。それまで競争がその根底にあったコミュニティが、コラボレーションにシフトをすることができるのかどうかという課題が浮かび上がった。 InnoCentive.com, a firm connecting R&D labs of large organizations to diverse external solvers through innovation contests, has to decide if they will enable collaboration in their community. Case covers the basics of a distributed innovation system works and the advantages of having external R&D. Links how concepts of open source are applied to a non-software setting. Describes the rationale for participation by solvers in innovation contests and the benefits that accrue to firms. Raises the issue if a community can be shifted to collaboration when competition was the basis of prior interaction.
【書誌情報】
ページ数:23ページ
サイズ:A4
商品番号:HBSP-612J11
発行日:2008/6/10
登録日:2015/8/7