2020年2月、ユニリーバのエグゼクティブバイスプレジデントであるニック・ダルトン氏は、人工知能、機械学習、オートメーションの急速な進展によって特徴づけられる仕事の性質の変化について考察していた。2016年にスタートしたユニリーバの「Future of Work（未来の働き方）」イニシアチブは、組織全体で変化のスピードを加速し、デジタル化の時代に向けての労働力を確保することを目的としていた。このプログラムは過去3年間で成功を収めてきたが、その実施には依然として重要な課題があった。世界最大級の消費財企業であるユニリーバは、組織全体で変化のスピードをどのように適応させ、加速させるべきだろうか？地域ごとに異なる文化を持つ複数の地理的領域で、体系的かつアジャイルな労働力の変革を主導することは可能だろうか？ユニリーバは、未来に向けてどのように従業員のスキルを向上させることができるのだろうか？

【書誌情報】

ページ数：18ページ

サイズ：A4

商品番号：HBSP-824J04-C

発行日：2020/4/7

登録日：2025/1/28